【フランキンセンス】神聖な香り?!①
カンラン科。
学名 Boswellia carterii のフランキンセンス。
アラビア半島のオマーン産が上質なものと言われています。
これには呼び方がいくつかあるんですが、
ラテン語でオリバナム。
中国語で薫陸香(くんろくこう)。
樹皮に傷をつけたときに樹液が滲み出る様子から、乳香など!
ところで、このフランキンセンスには有名な話があるんです。
それは、イエスキリストの誕生の時。
星に導かれて東方の三博士が3つの贈り物を持ってきたんですって。
この話聞いたことありますか?

※写真はイメージです
ひとつめが、”この世の権力者”を意味する『黄金』。
ふたつめが、”死”の象徴である『没薬』。
そしてみっつめが、”偉大な予言者”の象徴『乳香』でした。
このなかからキリストは『乳香』…つまりフランキンセンスを選んだそうです。
(新約聖書より)
この話からフランキンセンスは神への捧げものだったり、権力者のみが使うことができる『神聖な香り』と言われているんです。
あ、中世のフランス語で『真の香り』という意味もあるそうです。
次回は成分に注目してみてみましょう♪